SOCIAL社会
ビーインググループの人的資本関連方針
ビーインググループ・人財育成方針
- ・教育とは、教えて育てることにあらず。自ら育つことを教える。それが「教育」である。
自ら育つ意欲があれば、誰もが成長できる。Being Groupは、社員が成長する機会を惜しまず提供します。 - ・『会社をつくる。人間をつくる。社会をつくる。』
300年つづく企業となり、社会に対して永続的に貢献するために、Being Groupは人財育成に尽力します。
ビーインググループ・社内環境整備方針
- ・働きがいのある職場環境・風土づくりを進めます。
- ・公正・適切な評価制度を導入します。
- ・ワーク・ライフ・バランスに配慮します。
- ・健康経営を推進します。
ビーインググループの人財育成に関する取組事例
人財の育成にはワーク・ライフ・バランスの充実を課題として捉え、国籍、性別に関係なく全従業員が働きやすい制度面の充実と、多様な価値観を受け入れる組織風土の醸成を進め、社員が継続的に能力を発揮できる環境整備に取り組んでおります。
人的資本・人財育成
人財育成、社内教育




当社グループでは、人財育成・社内環境整備方針に基づき、従業員の自立や成長を促す教育プログラムを実施しております。OJT、OFFJTのほか、e-ラーニングといった受講手法を設けることで、受講者に学びやすい環境を提供しています。
教育プログラムにつきましては、ESGデータをご参照願います。


ダイバーシティ・女性活躍推進・両立支援
多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にした持続可能な社会の実現に向けて、当社グループでは児童労働や強制労働の廃止、あらゆる差別やハラスメントを禁じ、国籍、性別、年齢などを問わずに共に働き、共に活躍し、共に喜びあえる会社を目指しています。
外国籍従業員の働きやすい環境づくり





外国籍従業員が安心・安全に働けるように「サポート窓口」を設置しております。窓口には、日本での生活キャリアの長い外国人スタッフを配置し、業務面や生活面のサポートをしています。
これまでに、キャリアアップに関する悩みや海外銀行への送金など日本での生活の困りごとなどの多くの相談に対しサポート窓口で支援しています。

女性が活躍できる職場環境




女性の活躍を推進していくためには、仕事と家庭の両立、プライベートの充実を実現・支援できる労働環境の整備が重要です。女性従業員の声や提案に耳を傾け、ライフステージに合わせた働き方の選択肢の拡充を進めています。
当社グループでは次のような制度や支援を通して女性活躍を進めています。
- ・育児休暇、介護休暇制度
- ・産前産後休業(出産予定日の6週間前・産後8週間)
- ・フレキシブルなシフト対応可能(希望勤務時間帯対応や短時間勤務制度)
- ・女性の管理職の登用や現場のドライバー、リフトマン資格取得支援

両立支援・仕事と生活の調和「ワーク・ライフ・バランス」





当社グループでは社員が活き活きと働ける職場を目指し社員のさまざまな事情に合わせて、仕事と私生活の両立を支援し、継続就業を実現する各種制度を提供しています。
- ・在宅勤務制度
- ・出産休職制度
- ・育児休職制度(男性・女性)
- ・介護休暇制度
- ・有給休暇取得奨励
- ・フレキシブルなシフト対応(希望勤務時間帯対応や短時間勤務制度)
- ・クラブ活動の運営・推進

釣りクラブの活動の様子
2023年「働きやすい職場認証制度」(運転者職場環境良好度認証制度)
認証取得(一般財団法人日本海事協会)
「働きやすい職場認証制度」(運転者職場環境良好度認証制度)の認証を以下の23事業所で取得しています。
この制度は、自動車運送事業者の働き方改革への取組などを「見える化」して職場の働きやすさを評価するものです。求職者が安心して就職・就労するとともに、事業者において安定的にドライバーを確保できるように後押しすることを目的としています。
当社グループでは求職者に働きやすい職場環境であることを「見える化」によりお知らせするとともに、法令上の労働条件にとどまらず、今後も従業員が安心して長く働き続けられるような職場環境の整備に尽力してまいります。

従業員エンゲージメント
従業員エンゲージメント




当社グループでは、「社会の持続性への貢献」と「自社の持続的な成長」や「企業価値の向上」を実現するには、経営戦略に基づく人財育成や組織の構築が必要と認識しています。
経営者の目指す組織と従業員の組織に対する満足度のギャップを確認しながら、働きがい、働きやすさなど満足度を向上させて組織の活性化を進めることが重要と考えており、従業員のエンゲージメント向上を進めています。
当社グループでは、2023年度より全社員を対象にエンゲージメントに関する社員アンケートを開始し、以降、毎年継続しております。アンケート結果については課題確認と分析を進め、順次改善施策を実施しております。
従業員へのサステナビリティ活動の啓蒙
サステナビリティカードと教育




当社グループでは、サステナビリティに関する取組の全社への推進と浸透を目的に、「サステナビリティカード」を配布し方針や環境目標を確認できるようにしております。さらに各自の行動宣言を記載することでサステナビリティに関する意識醸成を進めております。
また、2024年度からはサステナビリティに関する知識教育として、e-ラーニングによる社内教育やグループ報による情報発信も進めております。

ビーインググループの健康経営基本方針
当社グループでは、従業員一人ひとりの、心身の健康及び社会的、経済的に満たされた状態を持続的に維持することが、社会への持続可能なサービス提供の原動力となり、会社の持続的な成長の基本であると考えております。そして、従業員やその家族のみならず、関わる全ての人が笑顔になるような会社を目指し健康経営に努めてまいります。



健康経営方針
当社は、従業員一人ひとりが心身ともに健康で安心して働ける職場環境を提供し、企業の発展と持続可能な成長を目指します。従業員の健康増進を図るため、以下の方針に基づき健康経営を推進します。
- 健康診断の受診率100%を目指し、受診の機会を提供します。
- メンタルヘルスチェックを定期的に行い、精神的健康を支援します。
- 職場環境を整備し、従業員が安心して働ける環境を提供します。
ビーインググループの責任ある調達
当社グループは、すべての人々に信頼される安全・安心なサービスを安定供給することを責務としています。そのために、当社グループの取引先様には、環境負荷、人権の尊重、倫理的なビジネス慣行、地域社会への貢献等に配慮したサステナブル調達の協働を推進し、持続可能なサプライチェーンの構築と互いの企業価値の向上を目指しております。


責任ある調達方針
当社グループは、社会の持続的な発展に貢献するため、調達活動においても環境への配慮、人権の尊重、そして公正で透明性の高い取引を実現することを重視します。当社グループは、サプライチェーン全体を通じて社会的責任を果たして、持続可能な未来の創造に貢献します。
当社は、以下の目標を達成するため、責任ある調達を積極的に推進します。
- (1)環境負荷の低減
調達活動を通じて地球環境の保全に努め、温室効果ガス排出の削減、汚染防止、資源循環、廃棄物の削減などを推進します。 - (2)人権の尊重
当社は、サプライチェーンにおける全ての労働者の基本的人権を尊重し、児童労働や強制労働の排除、安全で公正な労働条件の確保に努めます。 - (3)倫理的なビジネス慣行の推進
公正で透明性のある取引を行い、不正行為や賄賂の排除を徹底します。 - (4)地域社会への貢献
地元企業や小規模事業者との取引を通じて、地域社会の経済的発展に貢献します。
ビーインググループの安全・安心の取組





運輸安全マネジメント
2006年10月、貨物自動車運送事業法の一部が改正され、経営トップから現場までが一体となって安全管理体制を構築することを目的とした運輸安全マネジメント制度が導入されました。これにより、「輸送の安全の確保」が事業者の義務として明確化されました。当社グループでは法律が示す「経営トップのリーダーシップで、組織的・継続的に安全マネジメントを推進する」という考え方を重視し、安全管理規程および輸送の安全を確保する計画を定め、運輸安全に関する方針を制定して取組を進めています。

ビーインググループ・安全方針
- ・「安全第一」・「安全は全てに優先する」を合言葉に 誰も傷つかない、傷つけない、安全で働きがいのある職場の実現をめざします。
- ・全グループ会社が社会的責任(CSR)を自覚し、コンプライアンス遵守を基本に交通事故(人身事故)及び労災事故0(ゼロ)を達成します。
- ・労働時間等衛生環境を改善し、法令遵守の基、従業員の生命を守ると同時に働きがいのある職場を作ります。
ビーインググループの安全目標と達成状況
項目 | 2024年目標 | 2024年実績 | 2025年目標 |
---|---|---|---|
重大事故(注1)の 発生件数 | 0件 | 0件 | 0件 |
荷物事故(注2)の 発生件数 | 0件 | 0件 | 0件 |
- (注1)自動車事故報告規則に基づき、特に深刻な影響を及ぼす事故を指します。
- (注2)配送中に荷物が破損、紛失、汚損、水濡れなどのトラブルが発生する事故を指します。
自動車事故報告規則に規定する事故に関する統計(自動車事故報告規則第2条に規定する事故)
項目 | 2024年目標 | 2024年実績 | 2025年目標 |
---|---|---|---|
自動車事故報告規則 第2条に 規定する事故 | 0件 | 0件 | 0件 |
グループ会社の運輸安全マネジメント
運輸安全マネジメント(株)福井アクティー
運輸安全マネジメント(株)コラビス
運輸安全マネジメント(株)東京アクティー
運輸安全マネジメント(株)横浜LSP
運輸安全マネジメント(株)オリエンタル
運輸安全マネジメント
ビーインググループの推進体制
安全管理規程に基づき、各社がそれぞれの安全管理体制を構築しています。経営トップのリーダーシップのもと、運輸安全マネジメントの実効性が高まるよう、運輸の現場と管理部門とが連携をとり、組織的なマネジメントが行える体制を整備しています。運輸安全マネジメントを実施する各社では定期的にトップマネジメントレビューを行い、実績や成果を振り返り、問題点や課題を明らかにし改善しています。また、重大事故などの運輸に関する重要な情報については、ビーインググループを統括するビーイングホールディングス安全管理機能に共有される仕組みを有しており、グループ全体で輸送の安全を推進しています。
ビーインググループの輸送の安全に関する取組実績及び重点施策
2024年取組み実績
「安全に関する教育」
- ・安全教育:
ショート動画やe-ラーニングを用いた「ヒヤリハット事例の取組の共有」や「事故事例の研究と危険予知の指導」を企画し、2024年度は延べ500名を超えるドライバーに実施しました。 - ・フォークリフト安全講習:
フォークリフトに関する安全講習を実施し、2024年度はグループ全体で182名が受講しております。 - ・社内運転免許制度:
当社グループでは、NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)の適性検査において社内合格基準を満たした上で、1か月に及ぶ初任運転者教育の評価結果を基に、当社グループの業務に従事するための社内運転免許資格を発行しております。
2024年度には、新たにグループ全体で55名が社内運転免許資格を取得しました。
「事故撲滅会議」
- ・車両事故の撲滅を目的に、グループ横断のプロジェクト会議を開催し事故情報の共有および対策の審議を行っております。2024年度は年間で10回開催しております。
「安全・省エネ運転優良ドライバー表彰」
- ・デジタルタコグラフのデータを基に、安全・省エネ運転を評価し、優良ドライバーを表彰する「エコワングランプリ」を実施しています。これにより、安全運転と省エネ運転の推進および啓蒙を進めています。
「輸送の安全に関する内部監査結果及びそれを踏まえた処置内容」
- ・当社グループでは、選任された内部監査員が毎年度、安全管理体制の監査を実施しています。この監査では、各事業所の安全管理状況を詳細にチェックリストに基づいて評価します。チェックリストの集計結果をもとに、是正・予防措置を検討し、改善が必要と認められた場合には、即座に具体的な改善指示を出します。また、改善措置の効果を確認するために、必要に応じてフォローアップも実施しています。
2024年度には、全国の35事業所でこの監査を実施し、各事業所の安全管理体制の強化を図りました。
2025年重点施策
- ・安全意識の向上を目的に「ビーインググループの労働安全衛生大会」を開催します。
ビーインググループの地域社会への貢献事例
当社グループは、地域社会においてライフラインである生活物資の安定的な供給である事業活動での貢献だけではなく、スポーツや文化活動などに積極的に参加・貢献し、地域社会の活性化や豊かな生活環境づくりに積極的に取組んでおります。




地域貢献
当社グループでは安全で住みやすい町づくりや子供たちの掛けがえのない命を守り健やかな成長を願う「防犯ブザーキャンペーン」や交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善を願う「季節の交通安全週間」などの地域に貢献する取組に賛同し協賛しております。
生活に寄り添うタクシー運行
旅客事業では、自動車運転免許を返納した方、バスや電車での移動が困難な高齢者や障碍者の生活移動に、気軽にタクシーを利用できるように、割引制度を実施しております。
- ・障碍者割引
- ・免許証返納者割引
- ・高齢者割引自社オリジナルの「シニアカード」を発行

- 割引の併用は不可
文化振興
文化・芸術の街金沢に本社を構える当社グループでは、自治体、企業、市民が一丸となって開催する「金沢ジャズストリート」、「北陸工芸祭典」など地域の発展と文化振興を進める取組に賛同しております。
スポーツ支援
スポーツチームへの協賛と支援とスポーツイベントへの参画
当社グループでは、地元スポーツチームのスポンサーとして協賛・支援し元気な町づくりを応援しております。
また金沢マラソンなど市民参加のスポーツイベントの運営にも積極的に参加、応援、協力をさせていただいており、スポーツ支援を通じて地域の活性化を支援しております。
【金沢マラソン2024】
スポンサーとして協力するとともに、有志ボランティアメンバーによる給水所運営でも大会をサポート。また、フルマラソン初挑戦から常連までの数名がランナーとして参加いたしました。

外部団体からの表彰、外部団体の活動への参画
外部団体からの表彰
『能登半島地震における災害支援について』
2024年11月7日、能登半島地震におけるオリエンタルの災害支援活動に対して、石川運輸支局長から感謝状が贈呈されました。当社は、被災者の二次避難所への輸送、ボランティア輸送、避難所から通学する子供たちの送迎、損害保険調査の移動、報道番組のロケ車など、さまざまな依頼に対応しており、それらの輸送業務での支援が評価されたものです。
私たちにできることはわずかでも、業務を通じて地域社会に貢献できることを励みとし、今後も被災地や被災者に心を寄り添い、復興に貢献してまいります。


『サステナグロースカンパニーアワード2024』受賞
この度、『サステナグロースカンパニーアワード2024』のユニークビジネス賞を当社が受賞いたしました。
同アワードは、株式会社船井総研ホールディングスが主催、株式会社船井総合研究所が運営する企業表彰で、持続的な成長を実現したうえで、地域や業界を変え、社会や国家にもより良い影響を与えられる存在を目指す企業をサステナグロースカンパニーと定義し、選定、表彰を行っています。アワードの取組を通じて、社会に著しい貢献が期待できる法人や組織及び個人の健全な発展を支援し、社会の進展に寄与することを目的とされています。ユニークビジネス賞は独自性のあるビジネスモデルを有し、その優位性が明確であり、それにより持続的成長が見込める企業に贈られる賞です。
2024年度のアワードは、11,800社の選考対象から、審査基準に照らして業界のモデルとなる11社の授賞企業の中の1社に当社が選ばれました。

外部団体の活動への参画
『ふくいSDGsパートナー』への参画
2024年9月6日、株式会社福井アクティーは、福井県が策定した「福井県長期ビジョン」に賛同し、この活動に参画する「ふくいSDGsパートナー」の登録をおこないました。「ふくいSDGsパートナー」とは、SDGsの理念に沿いながら持続可能な地域・社会づくりを福井県全体となって推進していくための官民連携の会議に主体的に参画する企業や団体、教育期間、NPO、自治体です。この会議では、「未来のために。~次の世代に選ばれる福井へ~」を合言葉に、未来を担う次世代に福井の良さを継承し、希望を持って自分らしくチャレンジできる社会をつくることをコンセプトに活動を進めています。
株式会社福井アクティーではSDGsの達成に貢献することを宣言し、”気候変動への対応”や”人的資本多様性”などの側面から積極的に取組を進めてまいります。
