私たちは、存在しつづけよう。
世界に唯一の存在であることを尊び、いまここに存在することの歓びを知ろう。
存在すること自体が美しく、素晴らしいという事実を噛みしめ、
わたしたちを生かしてくれている社会や、自然や、家族や、周囲の人々に感謝しよう。
人も、企業も、この世に存在するということは、一人ひとり一社一社が何かしらの使命をもっている。
その社会的使命を果たすためにも、わたしたちは――BEING――存在しつづける。

かつてお釈迦さまは「天上天下唯我独尊」と言いました。
「この世に存在することは尊い。一人ひとりは尊い存在であり、
お互いの存在・違いを認めて尊重しよう」という意味です。
“BEING”はこの格言と同義です。わたしたちは自らの存在を尊び、
社会に存在しつづけることを第一義とします。
なぜなら存在しなければ、何も成せない。
何の価値も生み出せないからです。
つまり、何より重要なのは存在することであり、
自らの存在意義を認め行動し続けることです。
だからこそ“存在しつづける=BEING”を企業理念に掲げます。

会社をつくることは、人間をつくること。
人間をつくることは、社会をつくること。
何のために経営するのか？と問われれば、
「社会をつくる人間をつくる」すなわち
「社会のお役に立てる人間づくりのために経営する」
と答える。
これがわたしたちの経営目的であり、
Being Groupの存在意義です。

「会社をつくる。人間をつくる。社会をつくる。」
この経営目的に従い、わたしたちは
“経済性”“人間性”“社会性”を意識したグループ経営に努める。

貧すれば鈍するという。
もとよりわたしたちは営利組織として存続するための利益をもとめていくが、
それは持続可能な社会づくりに
最大限の貢献をしていくための、会社の源泉である。

人間の集まりを、総じて社会と称する。
ならば人が集う会社は、人が生きる社会そのものである。
会社は人が生きていく場所と位置づけ、
人間性を腐敗するような事業を慎み、
人間性を高めるステージとして機能させる。

法の導守や地球環境との共生は言うに及ばず、
持続可能な社会づくりという命題に対して
事業のあり方そのものを積極的に検証していく。
ひいては、いつの時代も社会との一体感を意識し、
社会満足を重視する経営に努める。

BeingGroupの夢は
「22世紀も23世紀も存続する企業グループになること。」
300年つづく企業になるために、
いま何が必要か？何をすべきか？を考えます。
遠きは近き道理です。
わたしたちは永続するために、
不変の本質に目を凝らし、
原理原則をふまえた変化をくりかえします。
すべてはBeingGroupに関わる人々と
社会の永続的なしあわせのために。

「国家百年の計は教育にあり」といいます。
「企業百年の計は教育にあり」でもあります。
300年つづく企業となり、社会に対して永続的に貢献するために、
わたしたちは人材育成に尽力します。
“社会のお役に立てる人間”すなわち“社会人”を育てる。
経済活動のみに秀でた人材を育てるのではありません。
他者を想い、地域を愛し、社会に参加する“社会人”を育て輩出します。

企業とは変化対応業です。
時代にあわせて自分たちの事業を変化させることは必定。
新しい事業を、新しい会社を創りつづけることもまた必然。
新しい経営者を輩出することも、300年企業を目指すうえで必須です。
BeingGroupは多数の経営者（起業家）の養成と輩出をミッションにもつ企業グループです。

おそらく、わたしたちは300年先も物流・ロジスティクスを極めていないでしょう。
時代や文明とともに進化するロジスティクスは、永遠に未開の分野です。
いつの時代にも社会インフラが欠かせないように、
ロジスティクスも未来永劫、社会に必要とされます。
わたしたちには、そのロジスティクスを探求し、研鑽し、開発しつづける使命があります。

日本では、ロジスティクスの意味も価値も正しく解釈されていません。
いや、世界を見渡せば、ロジスティクスという概念すら存在しない市場は多数あります。
普及の余地は依然大きい。
ロジスティクスは企業のイノベーションを実現します。
導入すれば、経営のあり方すらも変貌します。
企業だけでなく、社会システムを革新する可能性すら秘めています。
わたしたちは、ロジスティクスのポテンシャルを最大限に引き出せていない。
すなわち真のロジスティクスを、いまだ目の当たりにしていない。
わたしたちBeingGroupが真のロジスティクスを開発し、
3PL企業としてそれを体現し、世に広めていきます。
「まだ見ぬ未来のロジスティクス」を「リアル・ロジスティクス」と位置づけ、
求道者のように探求していきます。

明るい人は、周囲の人をなごませる。
人がなごめば、その環境は
居ごこちがよくなる。すると、
そこにひとが集まりはじめる。
元気がある人は、周囲の人に元気をあたえる。
元気をもらえるから、
人は元気な人のもとに集まる。
素直な人は、人を愛せる。
だから周囲の人にも愛される。
成長する機会もたくさんもらえる。
BeingGroupの社員は、
明るく、元気で、素直でいこう。