みなさんは「何も知らない人」という弱い立場ではありません。「何も知らないという強み」をもった人たちです。
これからは知らない人のほうが有利な時代になります。従来の考え方やビジネスモデルが通用しなくなります。
新しい発想で、新しい価値をつくれる人と企業が、その存在を許されるようになるのです。
とりわけ私たちの身を置くロジスティクスの業界は、この先の十数年間で劇的な変化を遂げるはずです。
物流革命といっても大げさではない変化です。Being Groupはその波に飛び込み、挑戦することで大きく成長しようとしているグループです。
まったく新しい物流を私たちの手で創り出したいと考えています。だからこそ既成概念にとらわれない“知らない人”のほうがいいのです。
新しい視点や発想を私たちに吹き込んでくれると期待しているのです。
まずはやってみる。
知らない…わからない…できない…だから自信がない、といいますが、それは誤解です。
最初から自信を持ったり、やる気を出すことはむずかしい。まずはやってみることです。やらないと、何もわかりません。
わからなければ、できるようにはなりません。やってみて、わかって、できるようになって、はじめて自信とやる気が芽生える。
その順番です。私はよく「“わかる”と“できる”と“やる”はちがう」と話します。
“やる”が大事なのです。わかったつもりでいる人より、できると思っている人より、やると決めた人が強い。その人だけが前に進める。
ちなみにBeingGroupの経営幹部は、私をふくめた全員が最初は何も知らない運転手でした。
知らないし、わからないけど、やってみたから仕事が好きになった。そして自ら学ぶようになり、成長することができました。
きっと好きになれる仕事です。
世の中に「好きな仕事」というものはありません。でも「好きになれる仕事」はたくさんあります。
仕事を好きになるかは本人次第です。やはり、まずはやってみることなのです。
仕事をすると自分という存在を確認できます。誰かの役に立っていると実感できます。
実感するたびにどんどん仕事が好きになるのです。Being Groupの仕事は、きっと好きになれる仕事です。
ここであなたのアイデンティティを見つけてください。社会における自分という存在に気づいてください。
そして、私たちとともに変化を愉しんでもらえたら、とてもうれしく思います。